見極めを難しく感じている方はすごく多いです。
そもそも見極めがなんなのか?わからない方もいます。また見極めという言葉を、パン作りで聞いたことがない方もいます。
私もパン作りを始めた頃は「見極め」という言葉を知りませんでした。(当時からあったのかな?)パン作りの本には見極めという単語はでてきませんでした。
家庭製パンが浸透して、お教室が増えてきた頃から使われるようになった言葉のような気がします。パン職人の世界では見極めという言葉は使いません。私は聞いたことがないです。曖昧だからなのかもしれません。もっと別の言葉を使っています。
家庭製パンで見極めが難しい理由のひとつとして、パン作りの入口がレシピからスタートしていることにあります。パン作りを始める順序が違うので、肝心な部分を判断する知識や経験が後手になってしまう。これがわかりにくくさせているのだと思います。
見極めを語りだすと、話はどんどん広がって止まらなくなるので、このあたりで切り上げます^^
見極めはひとつではないということ。ケース・バイ・ケースなのです。だから逆に難しいのです。
そして付け加えると、何に対して使う見極めなのか?これが大事です。
・捏ね終わりの見極めなのか?
・発酵の見極めなのか?
この2つは全く違います。見極めは他にもまだまだあります。