パン作りは何年経っても新しい発見があります

残った大納言を使い切るために、オーバーナイト66時間で抹茶クッペ作りました。

抹茶をケチって、いつもの半量にしたけど、見た目はなんの問題ありません。香りもよし。でもほろ苦さはいつもより足りないです。でも十分抹茶を感じられます。

流石にこれより減らすのは限界です。抹茶がボヤケてしまいます。試してみないとわからないことってたくさんありますね。

今回はもう一つ発見がありました。こちらの方が大きな収穫でした。パン作りって本当に面白いですね。思いもよらぬことを発見しました。いつか記事にしたいと思います。

意味が分かってくるって、余裕で数年後だったりします。わかっていたつもりでも浅かったり、もっと奥があった!と気付かされることが多いです。今回の発見はそんな感じです。

パン職人時代も10年間毎日が新しい発見の連続でした。色々経験してきたつもりでも、更に上を行く経験がある。新しい経験でどんどん塗り替えられていく、そんな日々でした。楽しかったです。できることならまた戻りたいです。

経験からでしか学べないことがある。だからパン職人は修行の世界なのです。

逆に、一度で沢山の種類を作らない家庭製パンでは、その経験数もグッと少なくなります。パン職人がすぐに経験できることが、数十年後になることも当然起こり得ます。

家庭製パンの皆さんは、逆に急がずにゆっくり楽しみながら理解していくことが一番自然な流れになります。家庭製パンでは、焼き上がったパンをみて、後から答え合わせをしていきましょう。

数値だけでは見えてこない部分がたくさんあります。そこが難しくて、面白いですね。