先生の言うことが教室によって違うのはどうして?

パン作りについてしっかり学びたい!そう思い、パン教室やスクールに通われる方は多いと思います。

「先生ごとに言うことが違っている!」

「教室ごとに違っている!」

どれを信じたら良いのだろう?

そう思った経験ありませんか?

これはプロの世界でもある話です。真逆のことを言う師匠や先輩がいます。お店によっても違います。それなぜかと言うと、そこにはパン作りに対する考え方や方針が違うからです。その人が持っている知識量や経験値が違うからです。

人は自分が知っている範囲でしか、教えることが出来ません。自分が学んできたこと、経験してきたことでしか答えを出せません。知識や経験がなければそこから先は未知の世界です。知る由もないのです。

これらの理由から、何を元に言っているのか?何を指して言っているのか?言うことが違う、真逆のことを言っているなどが、起こります。

情報は精査する必要がありますし、取捨選択する必要があります。また、知識として集めておいて、時が来たら引き出して確認してみるなど、得た情報の取り扱い方を自分で調整する必要があります。

パン作りはケース・バイ・ケースです。状況が変われば真逆のことが通用する世界です。もしかしたら、違った環境でのことを説明していたのかもしれません。そこを上手くキャッチできなかっただけなのかもしれません。

学ぶって難しいですね。今の世の中はダレもが簡単に情報発信できる時代です。中には信憑性にかける情報もたくさん含まれています。パン作りの情報も、かなり間違ったものも多いです。勉強してくとそれが見抜けるようになります。