パン作りでは「生地でパンの8割が決まる」と言うくらい、作るパン生地が重要です。ミキシングの良し悪しが、そのパンの出来上がりを左右します。
つまり、パン生地が良くなければ、良いパンにはならないと言うことです。
良いパン生地とは、ミキシングだけではありません。その後の管理も含まれます。オーブンで焼くまでのパン生地が良い状態であること!これが重要です。
生地が捏ね不足だったり、発酵不足だったり、パン生地としての状態が悪いものは、オーブンで焼成しても、良い状態で焼き上がりません。膨らみが悪いパン、焼き色が悪いパン、硬いパン、味が薄いパン、などなど、イマイチなパンとして完成します。
パン生地は、生地作りも重要ですが、その後の管理も重要です。特に、温度管理が肝です。
温度管理を疎かにすると、パン生地は失速し、どんどん状態が悪くなります。たった数℃の違いが、生地を変化させるのです。その変化は、微妙な変化の時もあるし、大きな変化の時もあります。意識してパン生地を見ていないと見過ごしてしまいます。
パン生地の温度に感心を持ってくださいね。「今、何℃だろう?」と思ったら、生地温度を測ってみましょう。パン作りは温度を無視しては、成功しません。