たくさんパンを作りたい時、家庭製パンでも仕込み量を増やします。数回に分けて仕込むのもひとつですが、仕込みは1回で済ませて、仕込みから先の工程で枝分かれさせる方法もひとつです。
私は大型のニーダーを持っていますので、粉1.2kgまでを1回で仕込むことが出来ます。仕込みは1回で済ませ、仕込んだ後から工程を分ける方法をよく使います。
ひとつは、一次発酵で時間差を出す方法です。具体的には、発酵温度を変えることで、時間差が生じ、それぞれの工程がバッティングしないように調整します。すると、オーブンを効率よく回すことができます。
もうひとつは、仕込んだ生地を冷凍生地にしてしまうことです。翌日以降のパン作りに使います。これはパン生地の作りおきになります。
家庭の限られた設備の中で大量生産するには、自分が使っている道具や設備と相談しながら、工夫することで可能になります。計画的に作ると楽しいですよ。
仕込みの手間をカットしてラクするパン作りもアリです。お試しください。
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