1回の窯入れ量を把握していますか?

パン焼きをしていると、仕込む生地量をどれくらいにするか?悩みませんか??

家族分には少し足りない。ご近所におすそ分けしたい。パーティだから沢山作りたい。パン作りの量も、目的によって違います。大量にパンを作りたいとき、どれくらい焼くことが出来るのでしょう?

まずは、一度の窯入れで、どれだけの量を焼くことが出来るか?適正量を知る必要があります。そして、オーブンを何回転すればよいのか計画を立てます。

窯入れ量は、使っているオーブンにより違います。生地量が多くなるほど、焼きムラがでたり、火通りが悪くなったりします。適正温度、適正時間で上手に焼けなくなるのです。

ベストな焼き上がりにするためには、気を付けるポイント!

  • オーブン庫内の広さ
  • 天板に乗る数
  • 焼きムラの有無

これらを知ること。つまり自分のオーブをよく知ることです。

「量が増えたら質が落ちた」では、満足度が下がります。完成度の高いパンを作るためにも、自分のオーブンを良く知りましょう。

私は一回でこの量を焼きます。

焼き上がりはこちら。

よく焼けているもの、場所によってクープが開かないもの、混在しています。

天板に乗る量=適正に焼ける量ではありません。

オーブンの熱量、火通り、位置による火の入り方など、オーブンには必ず癖や弱点があります。焼いてみるとわかります。

オーブンの弱いところがわかると、それを回避する手立てを打てます。失敗のない、完成度の高いパンを焼き上げるにはこれらのテストは必要なことです。そして、それは実際に焼いてみないと確認することができません。

色々と試してみてくださいね。オーブンは道具ですから。上手に使いこなしましょう。