今日焼いたパンです。仕事から帰宅し、パン作りスタートです。
私の仕事はパン職人。パン屋の製造です。製造と言うとピンと来ない人もいるのかな?製造業っていろいろありますよね。パンの製造は、ズバリ、パンを作ることです。パン屋の工房でパンを作っています。粉からパンを作る、スクラッチ製法のお店に勤務しています。
仕事で毎日パンを作り、自宅でもパンを作っている、パンが大好き人間です。そんな生活を10年続けています。自宅でのパン焼き歴はパン職人になる前からなので、もっと長いです。今思うと、当時はとても適当なパン作りをしていたのだなと、職人になって思います。
私はパンが大好きすぎて、職業にしてしまった人です。そんな私なので、パンのことになると、ものすごい探究心とパワーが湧いてきて、しつこいくらいにひとつのことを掘り下げます。
現在ハマっている加水80%のフランス生地もそうです。今は、毎日のように焼いています。焼けば焼くほど、のめり込みます。この生地で、バゲット、バタール、ブール、クッペ、フィセル、プチパンと、何でも作ることが出来ます。
今日はフィセルとプチパン。クッペと呼ぶにはちょっと成形が違うので、あえてプチパンとします。
加水80%は水分量が多いですが、作り慣れた人には特別大変ではありません。低加水に拘る必要もありません。パン作りは自由なのです。無理のないパン作りも、挑戦するパン作りも、作り手の自由です。そこに縛りはありません。
ハードパンらしく軽く焼き上がりました。明日は何を焼こうかな。