キタノカオリのフィセルです。キタノカオリは吸水が良い粉なので、加水80%でも余裕で入ります。生地の扱いも楽で苦労が少ないです。逆に加水率が低いほうが、生地が硬くて大変になる粉だと思います。
小麦粉は、使う粉により吸水率が違う特徴があります。仕込み水の量が、レシピによって違うのは、使う粉に合わせた水の量であるとも言えます。(加水率を決めるには他にも理由があります)
今回のフィセルは、朝仕込んで仕事に行き、帰ってきたら発酵が完了しているスケジュールです。長時間発酵ですが、常温発酵を取りました。リビングに出しっぱなしです。これは秋冬ならではの作り方です。
毎日職場でもパンを作り、自宅でもパンを作る。パンが大好きな人間なので、仕事前にパン生地を仕込むのは全然苦ではありません。むしろ仕事中、パン生地が無事に発酵しているかな?とワクワクしながら張らいています。仕事が終わったら一目散に帰宅します。それこそすっ飛んで帰ります。
パンの作り方はひとつではないので、自分のライフスタイルに合わせて、無理のないパン作りができるといいですよね。それには、様々な作り方があることを知る必要があります。そこは知識ですので、自分から取りに行かないと得ることは出来ません。
そんな、長時間常温発酵させた生地です。ハードパンらしい、バリッとした軽い仕上がりになりました。大成功!
▼国産強力粉キタノカオリ