クープの面が荒れている「肌荒れ」とは

ハードパンを作っていると、クープはしっかり開いたけど、なんだか面が汚い。そんな事ありませんか?

面とはクープが開いた四角の部分を指しています。クープは開いたけれど面が汚いとは、この部分が美しくないのです。荒れているクープのことを言います。

クープの面が荒れているとは?

こちらが面が汚い例です。画像のようにクープは開いていますが、表面がでこぼこしています。生地に裂け目があります。亀裂が入っていたり、荒れている状態を言います。

このように荒れる原因は成形にあります。どんな成形をしたか、もう一度見直してみましょう。

バゲット成形が適正だと、生地はスムーズに伸びて美しい面になります。

クープが大きく開いて、生地がメリメリと伸びながら膨らんでいると、ビジュアルがとても良くなります。それは見た目だけでなく、パン生地にとっても良いことなのです。生地がストレス無く窯伸びしている証です。

美味しいパンなのだから、美しく焼きたいですよね。