春になって、復温に掛かる時間も変化してきました。真冬より、生地温度の戻りが早いです。
「私のキッチン環境では、復温にどれだけの時間が掛かるのかな?」しっかり把握しましょう。季節ごとに違います。
無理なく復温させるには、温度と時間と環境の関係性を把握することが大切です。自分のキッチン環境の把握です。本に60分と書いてあっても、住んでいる地域も違えば、季節も違う、同じ室温でもありません。同じ60分後でも、同じ結果になるとは限りません。条件が違えば書いてある時間は全く当てはまらないのです。
そして、復温はある程度のコントロールが必要になります。ここがポイントです。
早く復温させようと、冷蔵庫から出した冷たい生地を40℃の発酵器に入れたりしないでくださいね。急激な温度変化はパン生地に良くありません。
「生地にストレスなく復温させる」これがポイントです。
どんな時もパン生地をよく見て、パン生地に一番良い状態で管理していくと、美味しいパンが完成します。