ロッゲンミッシュブロート作りのダイジェスト。作り方の工程はドイツパンもフランスパンも、それほど大きな違いはありませんが、細かいところで色々違います。
ライ麦の配合率が高くなるほど泥団子のような、砂団子のようなテクスチャの生地です。セメント練っているみたいな感じが伝わるでしょうか?
小麦主体の白いパン生地とは全く違います。あのふわふわんもプリンプリンもありません。ベタベタしています。
でもちゃんとふんわり感や発酵具合はわかります。パン生地から伝わってきますよ。ライ麦の生地って私は好きです。
小麦も面白いけどライ麦も面白いです。それぞれの特徴や特性を活かしたパン作りが、現代まで脈々と受け継がれています。どの時代も試行錯誤が繰り返され、人の叡智や発想や閃きが込められています。その結晶は次の代へ受け継がれていきます。
そのパンの歴史に敬意を払います。