先日、Instagramのストーリーズでアンケートを行いました。
【お題】パン作りの本は持っていますか?
パン作りの本は、レシピ本や解説本などありますが、どんな本を何冊持っているのでしょう?興味がありました。

最近は書店も少なくなり、手にとって本を選ぶ時代から、ネットで購入する時代になりました。ページを捲りながら、どの本にしようかと選ぶワクワク感がなくなり、他人の評価やレビューを参考にする時代です。便利にはなったけど、本選びの楽しさはいっきに減りました。私の場合、半減どころかゼロに近いギャンブルです。ネットで購入して失敗したことは数しれずです。
本探しは難しい
私はパン作りの本をたくさんもっています。レシピ本よりも技術書が多いです。
面白いことに、たくさんあればあるほど、書かれていることは同じだと気が付きます。角度や切り口が違うだけで、同じことを言っているのです。つまり、それが真理だからです。
そうなると、本選びってますます難しくなります。内容重視しないと、似たような本ばかり買ってしまうことになります。最近は、内容が薄い本もすごく多いです。専門書と謳っているのに全然専門書でないものもあります。
特にハウツー本は内容が重要です。表紙や写真からでは中身まで判断できません。そんなところはどうでもいいのです。中にどんな情報が詰まっているのか?価値のある情報なのか?そこが知りたいのに、判断できる材料がないとなると、購入することが出来ません。これでは本離れが広がっても仕方がないことだと思います。
そして、もうひとつ。最近では、私が知りたいことを解説している本を見つけることが困難になってきました。どんどん専門的になってきているので数として少ないのです。海外で探すほうがたくさんありそうです。特にパンの本は。
アンケート結果
アンケートの結果ではレシピ本を持っている方が多かったです。
レシピ本が多いということは、種類の違うパンをいろいろ作りたい方が多いということだと思います。それだけパン作りにワクワクして、色々なパンを作りたい!と期待を込めて購入されたのだと思います。
その後、色々なパンを作りましたか?どうでしょう?
実際のところ、本のパンをすべて作られた方はすごく少ないのではないかな?実は持っているだけでまったく作っていない方、その中の数個しか作っていない方が多いのではないでしょうか?
私もその一人です。レシピ本はあっても、自分の好みに合わないものは作らないのです。1冊の中で1個しか作らなかった本もあります。つまり、レシピってそんなものなのです。
レシピをたくさん集めても、それが自分の琴線に引っかからなければ、作ることはありません。眠ったままです。
私はレシピよりも、パンを理解して作り出す技術の方が大切だと思っているので、レシピ本より技術本を集めてしまいます。レシピに頼らずとも、パンを作る知識や技術があれば、好きなパンを好きなように作ることができるからです。
おわり
パン作りの本選びは、内容をしっかり確認して、自分にあったものを選びたいですね。良い本は何度も読み返してしまいます。すでにボロボロ。そんな、自分にピッタリあった本を見つけるのも楽しみのひとつです。