大きめのニーダー、PK1202plusの使用感をレポートします。

私はこちらの10年前の古い機種を今でも愛用しています。そこで、昔と今の違いを比較しながら、新しいニーダーをみていきます。
サイズ的にはさほど変わりはありません。
PK1202plusの大きな特徴
安全性の強化
安全を守るための機能が装備されていること。これは昔の機種にはありませんでした。セーフティアラームと自動停止機能が搭載されました。
フタを外すと自動停止します。フタは常に被せている状態で運転します。センサーがついているので、そこを遮ると自動停止します。ポットのセッティングが甘いと、運転しません。安全性が強化されています。
安定性の強化
10年前の古い機種と比べると、重量感が増しています。本体が重くなり、それだけ重心が下になるので安定感が増しています。
また、本体についている吸盤が大きなサイズになり、しっかり作業台に吸着するため、振動による移動がありません。昔のタイプは振動で移動していましたので、改善されています。
ポットの強化
ステンレスポットも厚くなっています。そして鏡面仕上げで、昔のポットより生地のくっつき方が若干違います。
羽をつける回転軸も太く長くなっています。軸のパーツが全体的に頑丈になっています。
コンセントの強化
本体から電源コードが取り外せるように進化しています。そして、コードは太くてしっかりしています。
オン・オフの電源スイッチは本体の横に移動しました。(昔は操作パネルについていた)
速度に変速音がついた
速度は1~5速で、これは従来と変わらずですが、速度設定をしたら、切り替わるときに音が鳴るようになりました。
速度と速度の切り替えを音で知らせてくれます。これも新しく搭載されて機能です。
まとめ
PK1202plusは全てにおいて良くなっています。
10年前の古い機種との違いはあちこちにあり、イメージとしてはよりニーダーとしてつかやすくなっています。機械としては堅牢になり、安定性、安全性が増している。そう感じました。
長い年月の中で、チープになって行くものが多くある中、グレードアップした進化です。メーカーとして、良い捏ね機を作ろうという思いが商品から伝わってきます。
新しいニーダーに慣れていきたいと思います。