パン生地を顔に例えるのは、すごくわかりやすいですね。確かに、毎日違った表情をしています。それだけさまざまな影響を受けやすいのがパン生地。そして、パン生地を変化させる要素は、それだけたくさんあるということです。
毎日微妙に違うのは、当たり前のことなので、大きく違わないように調整することがパン作り成功への道です。ブレが小さくなると安定してきます。ブレが大きい間は、品質がいつも違うことになります。
これはプロも素人も同じです。パン作りでは共通の考え方です。
パン作りは温度と時間を操作します。温度と時間は相互関係です。上手にコントロールできると、パン作りが変わってきます。パン生地そのものが変化しますので、表情も変わります。
ここまでいろいろアンケート結果を見てきましたが、皆さんが難しいと感じているところは、誰もが思うところ。全国のパン作り仲間も同じように感じているところです。数にしたらすごく多いと思います。そして、どれも私がパン作りを始めたころに感じてきたことばかりです。まったく同じ!その通り!と思ってアンケート結果を見ています。
当時の私はわからなかったけれど、今の私はかなり多くのことがわかるようになりました。お陰で当時モヤモヤしていた悩みや疑問は、スッキリ解決しています。その代わり新たに生まれた疑問もたくさんあります。
パン作りに必要な情報は、このサイトを使ってどんどん発信していきます。私の経験や失敗が、誰かの役に立つように、情報発信が良い循環をしていくことを目的としています。
必要な情報を拾って、パン作りに役立ててください。皆さんのモヤモヤが少しでも解消されますように!