刷毛の種類と使い分け

製パンでは刷毛をよく使います。塗り玉をしたり、ナパージュを塗ったり、バターを塗ったりと用途は様々。最低1本は用意していたほうが良い道具です。

刷毛は素材によって、仕上がりに違いが出てきます。使いやすさや管理のしやすさから手軽なものを選びがちですが、使用感や仕上がりはそれぞれ違うので、素材に合わせて使い分けことをおすすめします。

獣毛刷毛・・・塗り玉

シリコン・・・バターやオイル、ジャム、チョコレートなど

化学繊維・・・万能

素材が違うとコシが違う

塗り玉にシリコン刷毛は使いません。毛先が硬いのと粗いのとで、塗り玉に筋が入るからです。綺麗にまんべんなく塗ることが出来ません。何度も塗り直すことになり、仕上がりが悪くなります。そして、生地を痛める原因になります。

塗り玉にシリコン刷毛を使う方をよく見かけますが、私はおすすめしません。塗り玉には獣毛刷毛が一番です。柔らかくて適度なコシがある刷毛が適しています。特に幅が狭いより、幅広が良いです。塗りムラが無く、綺麗な照りのある塗り玉ができます。

化学繊維刷毛は万能ですが、逆にコシが強すぎます。パン生地が刷毛に負けてしまうのです。柔らかさに掛けるので、型にバターを塗るなどにはぴったりですが、塗り玉向けではありません。

このようにして、塗るもの、塗る対象により、刷毛を使い分けると使いやすくなり、仕上がりもよくなります。使う人にとってもパン生地にとっても、どちらにも良い結果です。

刷毛は製菓、製パンの専門店や100円ショップで手に入りますので、素材に合わせていくつか用意されるといいですね。