SUB [DY 17] ボウルひとつで生地作り ハードパン 基本のフランス生地 加水68% のプチフランス

ボウルひとつで生地作り 加水68% のプチフランス

基本のフランス生地を使ったプチフランスです。今回は四分割したプチサイズ。分割しなければブールです。フランスパンは形によって呼び名が変わります。フランス生地作りを覚えれば、様々なフランスパンが焼けます。

プチフランスはクープを均等に開かせることがポイントです。成形自体は丸めなので一番簡単ですが、そこはハードパン。生地の締め具合、表面の張り具合が後に影響してきます。加水68%の扱いやすい生地からスタートすることで、成功率を上げましょう。今回は失敗作もあげています。またオーブンの小話もしています。

今回の動画では発酵後のグルテンの網目を動画に収めています。目で確認すると「どうしてパンが膨らむのか?」理解が深まると思います。ハードパン作りは難しいですが、その分うまく焼けた時の喜びはひとしおです。

**レシピ**
準強力粉 200g(リスドォル推奨、慣れたら好きな粉で)
水 131g
赤サフ(ドライイースト) 1.3g
ユーロモルト 1g(分量外のぬるま湯5gで溶く)
塩 4g

**焼成**(石窯ドーム使用)
オーブン予熱250度(天板も一緒に予熱)
230度15分(様子を見て調整)
スチームあり(今回霧吹き)

・キャンバス布用意ください。

<作り方>
1,準強力粉、水をボウルに入れ、ヘラでさっくり粉気が無くなるまで混ぜ合わせる。
2,ラップをしてそのまま2時間ほど休ませる。夏場はアイスノンを下に敷き、生地温度(24度以下になるように)が上がりすぎないようにする。(オートリーズ)
3.赤サフ、モルト(分量外のぬるま湯5gで溶く)、塩を加え、ヘラで混ぜる。(ボウル2.3周細かく混ぜるが目安)
4.ラップをして30分休ませる。
5.ヘラで混ぜ、30分休ませるを2回繰り返す。(計3回、徐々に生地にまとまりがでてきます)
6.一次発酵(30~32度で90分程、生地2倍を目安に、途中30分で1回パンチ)
7,分割、仮丸め(四分割、丸型)
8,.ベンチタイム(15分)
9,成形(丸型)
10,二次発酵(乾ホイロ、常温で30分)
11.焼成(1本クープ入れ、スチームあり)