【パン作りのホンネ】教科書に書かれていないことが大切です

パン作りのホンネをズバリ言ってしまうと、パン作りでは大切なことは教科書に書かれていない!と言うことです。

ええ~?そんな~~!!

教科書(パン作りの本)に書かれていることを一生懸命勉強している方には、ショックな事態です。でも、本当のことなのです。

例えば、考えてみてください。

  • どのパン作り系の本を見ても、同じようなことしか書かれていないのはなぜでしょう?
  • 書かれていることがすごく一般的なことなのはなぜでしょう?
  • それらを勉強したのに、パン作りが上手にできないのはなぜでしょう?

つまり、本に書かれていることだけではパンは作れないということです。むしろ、本に書かれていない部分がとても重要で、パン作りを大きく左右する部分という事になります。

パン作りはひとつとして同じものがない

パン作りは、自然を相手に作るものなので、毎日同じ条件下にありません。100人いれば100のパン作りがあります。1000人いれば1000のパン作りです。環境も違えば、条件も違う、パン作りがケース・バイ・ケースなのは、ひとつとして同じパン作りが存在しないからです。

そして、パン生地内では化学反応が起こっているので、毎回同じような化学反応を同じタイミングで再現することが難しい世界です。

それは、教科書には載っていないこと。説明されていない部分です。

また、見極めの判断や、人が感覚で判断することが、記載されていないのも同じ理由です。感覚的なことは統一することが出来ないから載っていません。

教科書に書かれていることは一般的なこと

教科書に書かれていることは、ごくごく一般的なこと。大きな枠組み、括りでしかありません。今、目の前で展開されている自分のパン作りの説明ではありません。だから、同じ状況ではないことに、皆さん戸惑います。

書かれていることだけでパンを作れたらすごく楽な世界なのですが、実際のパン作りの世界はもっと複雑です。教科書には書かれていないことを肉付けしていく必要があります。これがすごく時間がかかる学びです。

それを知るには、実践して体験することでしか方法はありません。だから、たくさんパンを焼いてほしいのです。

成功・失敗関係なく、そこにパン作りの全てが詰まっているからです。

これが、パン作りのホンネです。そして、質問できる先生がいると一番いいですね。

教科書に書かれていないことってナニ?

教科書に書かれていないことって、具体的にどんなことでしょう?それはこちらで解説しています。

きっと皆さんが疑問に思っていることばかりだと思います。そうそう!これこれ!と共感できることばかりです。

なぜ、教科書には書かれていないのでしょうか?それを知ると、どうしたらいいのかがわかります。

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