自家製パンの醍醐味は、自分の食べたいパンをどこまでも追求できるところにあります。
この度、やっと私の好みのイギリスパンが完成しました。すごく嬉しいです。1.5斤型で焼いたので三つ山にしています。ちょっとイギリスパンっぽくない見た目かな?
自分の焼きたいパンを、自由に焼けるようになる。これはパン作りの中で最終的に目指すゴールみたいなものだと思います。そしてそのゴールはテープを切ると、また新たなゴールが設定されます。
このイギリスパンも今はこの味で満足しているけれど、数年したらまた進化していくと思います。ゴールがあるようでない世界。
食の世界は終わりが無いところが良いところです。常に美味しさを求めて進化していきます。その中でずっと変わらず、長く愛される味があります。それが伝統。そんなパンを自分でも見つけたいです。
この「きのこ形」も目指した一つです。食パンマンのようなカット面。