バゲットを丸かじりすると、一番最初に感じる食感がクラストです。バリバリ・ザクザクするハードがいい?ふにゃっとしたソフトがいい?
スライスした内相を見ると、クラストの厚さがよくわかります。下の画像を見比べると、5mmの厚さのクラムと、2mmの厚さのクラムとでは、食感が全然違います。これは好みになりますので、何が良い悪いではありません。
しかし、焼きすぎたクラストはどんどん厚くなります。5mmを超えてくると、バキバキ感は強くなりますが、表面は焦げてきて、クラストはビスケットのように噛むと砕けます。むせるほどの厚さや臭さが口の中に広がります。
逆に、薄すぎるクラストは、やわやわで引きがでてきます。
好みといえど、やっぱり適正があると思います。家庭製パンでも、ベストな焼き上がりを見つけて行くと、美味しいバゲットになります。カットしたバゲットを観察して、クラストを確認してみてくださいね。

