【動画あり】食パンの焼き色は蓋を開けて確認しましょう

家庭製パンに多い、焼きの甘い、白い食パン。(真っ白いパンを目指しているのなら話は別です)


皆さん、もっと焼きましょう〜。
焼き色付けましょう〜。
真っ白のパンですよ~。

焼きが甘いとケービングを起こします。水分が抜けずに重いパンになります。

型物の食パンはどうやって焼色を確認したらいいのでしょうか?

蓋を開けて焼色を目で見て確認してください。

家庭製パンでは、型の蓋を開けることをダメと思っているのかな?ダメではありません。開けてもいいのです。

ただし!焼き始めはダメですよ。焼き上がり間近は、蓋を開けても大丈夫です。焼き色は蓋を開けないとわかりません。目で見て確認することが一番です。焼成温度、焼成時間が身につくまでは、何度も確認しながら焼きましょう。

プロの世界でも蓋を開けて焼き色を確認することはよくあります。大物・小物関係なく、ケースや型に入れるパンは、窯出しの前に1つ取り出して、型から外してパンの底を目で見て確認します。それは必要な作業だからです。焼きが甘いと、窯に戻します。

職人の世界でも、経験やカンだけには頼りません。目で見て確認することも、同じくらい大切にしています。蓋を開けて確認することは、やってはいけない事ではありませんので、しっかり焼色つけて窯出ししてくださいね。