96時間(丸4日)熟成したパン生地

長時間熟成したパン生地です。それも96時間!丸4日冷蔵発酵してます。

ちゃんとパンになるのでしょうか?知りたいところですよね。

96時間、丸4日。そんなに長い間は無理でしょう!?アウトでしょう!?と普通なら思いますよね。本当に無理でしょうか?試していないのに、どうしてダメだと思うのでしょう?

私は、いろいろなスタイルのパン作りがあって良いと思うのです。だから、一般的に言われていることには、あまり囚われません。自分の中で、信じるパン道というものがあるので、それに従い、自分の思うパン作りを行っています。

オーバーナイトは何時間まで可能なの?

オーバーナイトは6時間しかダメとか、長くても12時間とか、よく耳にします。それって本当??

答えから言うと、6時間以上が可能な作り方もあります。それがパン作りです。

酵母について勉強すると、限界が6時間で無いことがわかります。そしてパンとして完成させるには、発酵だけを意識したパン作りではダメと言うことです。

レシピをなぞるパン作りしかしていないと、レシピの枠から出ることができません。すごく小さな囲いの中でのパン作りになります。本来パン作りは自由で広い世界です。決まり事やルールはありません。簡単なパン作りから、複雑な難しいパン作りまで、あらゆるパン作りが存在します。それぞれに理論があります。

何事も、意味を知ることが重要です。

パン作りって、いろいろな作り方があるのです。面白いですね。

さて、この生地はどうなったかといいますと、ちゃんとパンになりました!パン生地にはしっかり力がありました。

生地を仕込んで4日後でもパンになる。ライフスタイルに上手に組み込めば、パン作りはそれほど大変なことではないという話です。