【動画あり】ハードパンのクープは楽しんで入れましょう

ハードパンのクープについては何度も書いてますが、クープにこだわりすぎて、クープだけに囚われてしまうと、焼き上がりに一喜一憂し、パン作りそのものが楽しめなくなります。毎回クープを見てがっかり、なんて悲しいですよね。

あまり神経質にならず、まずはパン作りを楽しんでください。そして、美味しさを求めてください。これが大切です。ビジュアルが一番ではありません。

クープは、しっかり切り込みが入っていれば、そこから開きます。

ギザギザに入っても、ラインが歪んでも、二回なぞって切っても、ちゃんと切れていればOKです。クープの角度や深さは、クープがどのように開くかの見た目のデザイン的な部分になります。

例えば、めくれるようにクープが開く、ブラックラインが入る、エッジが立つ。これらは、クープの角度や深さが関係します。

パン生地が良ければ、包丁でギコギコ入れたクープでもちゃんと開きます。そんな動画見たことありませんか?切り目さえ入っていれば問題ないのです。それで開かない場合は、生地が適正でない、オーブンの設定が合っていない、スチーム量が合っていないなど考えらます。

しっかり問題を切り分けましょう。クープは難しく考えなくて大丈夫です。リラックスして入れてくださいね。