こちらは二日前に焼いたイギリスパンです。
食パンはブロックで置いておくと日持ちします。クラストは初日より老化が進みますが、クラムはそこまでの変化はありません。
パンの老化
パンの老化ってなにかわかりますか?
焼き立てのパンは、瑞々しいです。時間の経過とともに、水分は失われシワシワになる。乾燥が進むほど固くなりボソボソしてきます。
これは、主にデンプンの変化と水分の移動によって引き起こされます。そして時間の経過とともに進みます。
パンには食べ頃があるのです。一番美味しく食べる頃を過ぎると、どんなパンも下り坂になります。これが老化です。
パンの保存方法で老化を遅らせる
パンは保存方法次第でかなり変化する食べ物です。
老化を遅らせる保存をしているパンと、全くしていないパンとでは、数日後のパンの状態がまったく違っています。
【一般的な保存方法】
- 粗熱が取れたら冷凍保存する
- 切らずにブロックのまま保存する
- 乾燥しないようにラップや袋に入れる
【やってはいけないこと】
- 冷蔵庫で保管する(乾燥が進む)
- 高温多湿の場所で保管する
- 極度に乾燥した場所で保管する
※パンの保存方法は、パンの種類によっても違います。
パンを焼いたら、食べきる最後の日までを想像して、適切な保存をしてくださいね。美味しく食べるために必要なこと!色々あります。
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