オーブン発酵とレンチン発酵の違い

パン作りには欠かせない「発酵」。皆さんはどんな発酵方法をとっていますか?


オーブン発酵とレンチン発酵

この2つは同じものではありません。まったく異なる機能を使った発酵方法です。

オーブン発酵とレンチン発酵は別物

オーブン発酵を使う方は多いと思います。レンチン発酵もたまに見かけます。2つは別物ですので、同じような考え方の発酵はできません。ここが要注意です。

  • 35℃や40℃の発酵はオーブン機能を使った発酵です。
  • レンチン発酵はマイクロ波を使った発酵です。

パン生地に対するアプローチがまったく違います。

▼レンチン発酵の解説はこちら

パン作りでは「パン作りにおける発酵」がポイントですよ!

酵母が発酵すれば何でも良いわけではありません。それがパン作りに使えなければ意味がないのです。発酵させるだけなら、エサを与え、温かい環境に放り込めば、どんどん発酵は進みます。でも、それではダメということです。

私達はパンを作っているのです。酵母の発酵を利用してパン作りしているので、パン作りの工程に合わせてコントロールする必要があります。それが、美味しさを創り出すことになります。

意味のある発酵を取りましょう。これは、オーブン発酵、レンチン発酵、どちらにも言えることです。