パン作りは、誰かのレシピを使うのか?自分のオリジナルレシピを使うのか?この2つに別れます。
オリジナルレシピと言っても、誰かのレシピをベースに手を加えたものや、一部だけ変更したものは、アレンジの範囲になります。全くのゼロから作ったオリジナルレシピとは言えません。
完全なオリジナルレシピは、誰のレシピも使わずに、ゼロから作り上げたレシピのことです。企画・設計して作る自分だけのレシピです。つまり、商品開発と同じですね。
オリジナルパンレシピの流れ
そうだ!パンを作ろう!と思ったとき、レシピから考えるパン作りは知識が必要になります。なにもない0から1を生み出す作業です。
【ゼロからパンを作る】
ゼロから作るパン作りは、製法を知っていないと始まりません。ひとつの製法しか知らなければ、その作り方でしか作れません。どれだけの製法を知っているのか?作りたいパンの仕上がりに合わせて、どの製法をチョイスしたら良いのか?考えていきます。
その他、コンセプト、時間、原価、材料、作業効率、味、香り、食感、焼き上がりの姿、形、デザインなどなど、ひとつのパンレシピを作るには、様々なことを考え・決めていきます。
ゼロから作るパン作りは、幅広いパン作りの知識や技術を必要とし、何度も試作や調整を繰り返す、一番時間のかかる、一番難易度の高いパン作りになります。
その代わり、自由に設計し、自由なパンを作り出すことができる『創造するパン作り』になるのです。製造から創造にかわるのです。
企業の商品開発と家庭でのパン作りとでは、方向性が違うので、商品開発すると言っても意味合いが違いますが、ひとつのパンレシピを生み出すためにやっていることは同じです。家庭製パンでは、何をどこまで求めるのか、自分で自由に決めることができます。企業ほど縛りや制限がありませんので、厳しくする必要もありません。自分のスキルに合わせて、自分で自由にゴール設定することができます。

【自由なパン作り】
好きなものを、好きなように、縛りなく作ることができる!それが家庭製パンです。
なんて素敵な世界なのでしょう。ぜひ皆さんにも目指してもらいたいゴールです。
自分だけのオリジナルのパンレシピが作れるようになったら、もう誰かのレシピを使う必要がなくなります。完全フリーなパン作りになります。すごく開放的で伸び伸びとしたパン作りに変わりますよ。これがレシピに縛られない、自由なパン作りです。
企画と設計
オリジナルレシピを作るには、どんな流れになるのでしょうか?図をみてイメージしてください。
世の中に存在するレシピは、この工程を踏んで誕生しています。数え切れないほどの試作を繰り返し、膨大な時間と材料と情熱が注ぎ込まれたレシピたちです。作り手の想いが込められたレシピです。
それが自分で作れるようになったら、すごく面白いと思いませんか?

もう少し細かく解説すると、各ステップではそれぞれ細部までじっくり考えて内容をつめていきます。

これらの流れは「企画と設計」になります。持っている知識や技術が多いほど、幅広いパン作りに対応できるということです。オリジナルレシピを作るには、たくさんのスキルを身につけておくほうが良いことになります。
今の自分にとって何が足りていないのか?見えてきたところから、埋めていきましょう。必要なアイテムを数多く装着した者ほど、理想のパンが作れるようになります。
オリジナルレシピを作りたい方は、知識と経験をどんどん増やしていってくださいね。
