難しい製法を覚えなくても、いつものレシピのある1つの数字を変えるだけで、パンは劇的に変わります。
例えば「イーストの量」。
特別な粉は必要ありません。イーストの量を変えるだけで、パンの膨らみ、香り、そして完成までの時間がどれほど変わるか、実際に実験してみましょう。
スワイプして、その違いを予感させる2つの生地をチェックしてみてください。
ここで大切なのは、思いつきの単なるアレンジではなく、「設計」を意識したアレンジを行うことです。
なぜその数字を変えるのか。その意味を理解して結果を自分の目で確認していくことで、確かな知識が蓄積されていきます。その経験の積み重ねこそが、将来ゼロからオリジナルレシピを作る時に必ず活きてきます。
■ ベースの食パンレシピ(1斤分)
強力粉:100% / 250g
水:68% / 170g
砂糖:5% / 12.5g
無塩バター:5% / 12.5g
塩:2% / 5g
赤サフ:A 2.0% (5g) または B 0.6% (1.5g)
■ 【イースト量を変える実験】のやり方
特別な粉は必要ありません。いつも通りのレシピを使います。
イーストの量だけを変えて、2種類の生地を作ります。
A: イースト多 (5g)
B: イースト少 (1.5g)
環境(捏ね上げ温度や発酵温度など)は全く同じ条件に固定して育て、その違いを観察します。
この実験では、パンの膨らみ、香り、そして完成までの時間が劇的に変わることを体感できるはずです。まずはこの「1つ」のコントロールから始めて、ご自身の目と舌でその違いを確かめてみてください。
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