ハードパン検証 布取りプレーンカンパーニュ「オーブンシートの被せ焼きで焼く」
みんなで検証シリーズ。今回はハードパンです。ハードパンで一番の悩みは「クープが開かない」「バリッと割れない」「のっぺりしている」などなど、その見た目に多いと思います。
そこで、最高温度350度でなくても、過熱水蒸気が付いていなくても、ステンレス板や銅板を買わなくても、お鍋に入れて焼かなくても、ボウルを被せて焼かなくても、特別なことを何もしなくても!!クープが開き、バリッと割れたハードパンが作れる!!そんな方法を研究しました。
何度も何度も失敗を重ね、見つけた方法です。でも難しくはありません。目の付け所を変えただけ。だれもが自宅の環境でできる方法だと私は思っています。
**レシピ**
強力粉 140g(キタノカオリ使用)
全粒粉 60g(スムレラ使用)
水 135g
赤サフ(ドライイースト) 1.3g
ユーロモルト 1g(分量外のぬるま湯5gで溶く)
塩 4g
・キャンバス布、オーブンペーパー、オーブンシート、スリップピール、霧吹きを用意ください
**焼成**(石窯ドーム使用)
オーブン予熱250度
230度23分(様子を見て調整)
スチームあり(霧吹き)
<作り方>
1.強力粉、全粒粉、水をボウルに入れ、ヘラでさっくり粉気が無くなるまで混ぜ合わせる。
2.ラップをしてそのまま2時間ほど室温で休ませる。夏場はアイスノンを下に敷き、生地温度(24度以下になるように)が上がりすぎないようにする。(オートリーズ)
3.赤サフ、モルト(分量外のぬるま湯5gで溶く)、塩を加え、ヘラで混ぜる。
4.ラップをして30分休ませる。
5.ヘラで混ぜ、30分休ませるを2回繰り返す。(計3回、徐々に生地にまとまりがでてきます)
6.パンチ1回
7.一次発酵(生地2倍を目安に)
8.仮丸目
9.ベンチタイム(15分)
10.成形(発酵かご使用)
11.二次発酵(乾ホイロ、常温で30~40分、1.25倍を目安に)
12.クープ入れ
13.焼成