オーバーナイトバゲットは気泡ボコボコ

昨日作った18時間オーバーナイトのバゲット内相です。

バゲットにボコボコした気泡を求める方はとても多いです。そして、求めているのに入らないと嘆く方もとても多いです。私からすると、気泡構造を理解していれば、ボコボコしたクラムも、詰まったクラムも、どちらも自由に作り出すことができるのです。と言いたいのですが、その域に達するまでには、それ相応の勉強をしないと意味を理解することが難しいので、手っ取り早く気泡を手に入れたいのなら、オーバーナイト製法で作ることをおすすめします。

オーバーナイト製法で作れば簡単に気泡が入ります。なぜか?は聞かないで下さいね。そこは製パンの知識を身に着けていないと理解することが難しい話になります。

そして、もっともっと難しいのは、ストレートで気泡ボコボコ入ったバゲットです。そちらのほうが何百倍も難しいので、作る人は少ないです。

私の見解なのですが、ストレートで気泡ボコボコしたバゲットを作る方は、相当な知識と腕を持っている方とお見受けします。私は過去に家庭製パンではお一人しかお目にかかったことがありません。それだけで、どれだけ難しいことか、想像できると思います。

もう一度、言いますね。気泡が欲しかったらオーバーナイト製法をおすすめします。何も考えずに気泡ボコボコのクラムになります。成形で大失敗しない限り、特に意識しなくても素晴らしいクラムになりますよ。

オーバーナイトするとなぜ気泡が入るのかは、製パンの理論を学ぶと繋がってきます。そちらも面白いので、私はおすすめします。誰も学びたくないかな?