フィリングが入るパンのポイントは、フィリングの偏りがないことです。
これは作るパンの形にもよりますが、一口食べたとき、パンだけしかないのか?パンとフィリングがあるのか?これは大きな違いです。一口の美味しさに響く問題です。
これは、どんなパンにしたいのか?に関係してきます。どんなパンを作りたいのか?具体的にイメージすることから始まります。それによりフィリングの量も決まってきます。カットしたときの断面がどんな状態であってほしいか?作るパンは味だけでなく、外相、内相、一口のかけらまで、計算して作ること。これが必要だと私は思います。
どんなパンを作りたいのか?ここにはいろいろな要素が詰まっています。それを考えるのはとても楽しいです。細かく想像してくださいね。
さて、編み込みパンも同じです。フィリングがスカスカの編み込みパンになるより、フィリングが綺麗な層になった編み込みの方が、食べたときのバランスが良いです。一口でパンとフィリングがちょうど良く味わえるのが理想です。
今回は狙い通りになりました。


