自家製酵母を使っているからクラムは詰まっている。そんな話を耳にしたことがあります。
本当にそうなのかな?
パンのクラムは気泡構造と言って、詰まったクラムも、詰まっていないクラムも、自由に作り出すことができます。だから世の中には様々なクラムのパンが存在するのです。酵母の種類で決まるものではありません。酵母の役割はそこではないのです。
自家製酵母でも、みっちり詰まったものから、大きな気泡が入るものまで自由に作れます。
また、ハードパンしか作れないという話も聞いたことがあります。そんなことはありません。パン酵母ですから、ソフト系もハード系も、どんなパンだって作れます。
思った結果にならないのは、作り方の問題です。上手く作れていないのです。パン作りは、そこが難しいところだと思います。
作り方とは?
では、作り方ってなんでしょう?
レシピの手順が「作り方」ではないのです。そこに気がついた人から抜け出していきます。
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