酵母が違うと何がどう違うのか?比較実験しています

バラ酵母のバゲットがとても美味しかったので、もっと知りたくなりました。

酵母が違うと何がどう違うのだろう?

こんな素朴な疑問、湧いてきますよね。

比較実験してみる

そこで、バラ酵母とレーズン酵母とで、同じパンを作り、酵母の違いはどんな違いがあるのか?比較してみることにします。

一般的に言われている、味が違う、香りが違う、食感が違う、発酵時間が違う、ボリュームが違うなどは、すでにわかっています。製パンの知識として言われていることはすでに学んで知っています。それは、学べば誰でもわかることです。本を見れば書かれていることは、実は本当の学びに入りません。単なる情報にすぎません。

学びの先には理解があります。そこまで漕ぎ着けないと、意味がないのです。

理解に重要なのは体験すること

自分の五感を使って、感覚・知覚・認知することです。そして、必要なときに引き出せるか、応用できるかです。自分というフィルターを通してインプットしたものをアウトプットできて、はじめて本当の理解に繋がります。

酵母の違いは何がどう違うのか?身を持って体験すること、その違いを自分の能力で感知できること、まずはそこを試してみたいです。

何がどう違うのかは、ケース・バイ・ケースです。それを全て体験することなど不可能な話です。実験の目的はそこではないのです。しっかり切り分けていきます。

重要なのは「感覚・知覚・認知」のステップ

特に私は認知が重要だと思っています。感覚も知覚も重要なのですが、認知で間違えると、アクションが変わってきます。

これは、先の投稿(リュスティックアンケート)の気泡が多い・少ないの話にも通じるものがあります。感覚は正常なのに、知覚でねじれがおこり、認知では違うものとして捉えてしまう。するとパン作りの工程で数々のミスマッチが起こり、結果、気泡ボコボコのクラムにならないに繋がります。

パン作りって知れば知るほど、どんどん奥に進みたくなります。研究肌の人に向いているなと思います。つまり、ヲタク気質の人ですね。

と言うことで、バラ酵母とレーズン酵母でパン生地を仕込み、それぞれの違いを確認する比較を行うことにしました。微妙な違いを感知できる五感でありますように!祈るばかりです。

一生遊べて美味しい趣味なんて、最高です。