パンを作るにしても、家庭でのパン作りと、プロのパン作りとは同じ世界にありません。家庭製パンには家庭製パンのやり方が存在します。
しかし、やり方は違うけれど、パン生地に対しては同じことをしています。アプローチが違うだけです。
家庭製パンでは自分流を探して確立していくことが大切です。プロのように整った環境、道具を使ったパン作りではありません。知識も技術も備わっていません。自分のキッチンで楽しんで作るパン作りからのスタートです。
自分の環境で無理なく作れるパン作りを、自分で作り上げていく楽しさがあります。
プロのやり方を目指すのではありません。
プロを真似るのでもありません。
プロのパンを超えていくのともの違います。
全く別の世界にいますので、家庭製パンとプロの製パンが交わることはありません。家庭製パンは家庭料理と同じで、自分らしいやり方を見つけていくことが大切で、その方法は工夫次第でたくさんあるということです。
それは、パン作りの教科書どおりの作り方から外れることもあります。それでもパンは作れるのです。
家庭製パンがもっと身近になったらいいなと思います。