一週間、毎日違うパンを焼く。そんな楽しいパンライフが家庭製パンなら叶います。
ご飯を炊くように、パンを焼く。私は自らが実践することで、提案しています。
パンがもっと身近にある生活。それは、特別なものではなく、気負って作るものでもなく、白米と同じような感覚でパンを作る生活です。
家庭製パンはなんの縛りもないので、食べたいものを自由に作れる世界です。自分が美味しいと思うもの。自分の身体が欲するもの、家族に食べてもらいたいもの。自らの手で生み出すことができます。
パン作りは時間が掛かりますが、すごく難しいものではありません。「理解して・慣れるまで」が難しいだけです。そこを通り過ぎてしまうと、すごく気楽に、自由にパン作りができるようになリます。お料理と同じです。だんだん上手になっていきます。
型にガチガチにはまったパン作りが多い中、もっと柔軟に、もっと生活に溶け込んだ自由なパン作りがあることを、知ってもらいたいと思います。
- レシピがなくても、その時の思いつきでパンを作る。
- 残っている小麦粉をブレンドしてパンを作る。
- 焼き上がり時間を計算してパンを作る。
- 発酵時間を調整して、パン作りの間に買い物に行く。
- 量を増やして3日分のパンをまとめて作る。
- 2種類のパンを同時に作る。
- 果物の皮や芯で酵母を起こす。
まるで、冷蔵庫にある材料で夕食メニューを考えるように、自由な発想でパン作りができるのです。このようなパン焼きが、日本の家庭製パンにも広がればいいなと思っています。
パン作りが日常の生活の中にもっともっと溶け込んでいく。そんな家庭製パンの世界を夢見ています。
これからも、いろいろなスタイルのパン作りを紹介していきますので、見守ってくださいね。