パン作りをしている方から非常によく聞く「気泡」という言葉。私もたくさんの質問をいただきます。
その中で気がついたことがあります。多くの方がこの言葉の使い方、そして根本的な捉え方を間違えているのです。
「気泡ができない」
「気泡を作るためには…」
「バゲットで気泡をたくさん作る」
このような言い方をしている時点で、気泡の正体がわかっていないことがすぐにわかります。
「気泡が入らない」のは、AとBどちらのバゲットですか?

Aを選んだ方は、間違えています。答えばBです。
気泡が入らないバゲットはなぜBなのか?Aを選んだ方は、認知の歪みが生じています。そもそもの出発点から違っていることで、間違ったフィルターを通して生地を見ている状態になっています。
私たち人間には、気泡そのものを作ることはできません。私たちが作れるのは、酵母が発生させるガスを受け止めるための「部屋(セル)」となる、「骨格の構造」の部分だけなのです。
この意味がわからない方は、基礎知識が足りていません。
毎日がパン

【知識】気泡が出る、気泡が入る、気泡を作る、どれもおかしな表現だって知ってますか? | 毎日がパン パン作りをしている方から、非常によく聞く言葉があります。それが「気泡」です。 皆さんすごく気泡が気になるようです。でも、その「気泡」という言葉の使い方がおかしい…
今回の会員限定記事では、みなさんの中にある「間違ったスタート地点」を浮き彫りにし、正しいフィルターへと変えるための解説を行っています。
今まで思っていたパンというものが、違って見えてくるはずです。今まで信じていたものが、足元から崩れてくるかもしれません。
でも、それでいいのです。一度壊して、正しい知識で積みなおしてください。正しいフィルターで見ることで、パン作りの解像度が劇的に上がりますよ!この発信はそれが狙いです。
解説記事を読んで、スッキリする人。ドキッとする人。その痛みを成長に変えていきましょう。
