【成形】食パンのワンローフ成形<実演動画>

こんな形の食パンを見たことがありませんか?これがワンローフ成形した食パンです。

ワンローフ成形は、食パン作りにおいて「1つの大きな生地を丸めて、そのまま型に入れる」成形です。非常にシンプルかつポピュラーな成形方法です。

複数の玉に分ける「山型パン」に比べて、キメが整いやすく、しっとりとした質感に仕上がるのが特徴です。初心者の方でも失敗しにくい、基本のステップを解説します。

ワンローフ成形の手順

ベンチタイム(生地を休ませる時間)が終わった状態からスタートします。

1. 生地を広げる

閉じ目を上にして台に置き、手で軽く押さえてガスを抜きます。その後、めん棒を使って**「型の横幅」より少しせまいくらいの幅**で、縦長の長方形に伸ばします。

2. 三つ折りにする(サイドを畳む)

伸ばした生地の「右側1/3」を中央へ、「左側1/3」をその上へ重ねるように折り畳みます。これで、横幅が型のサイズにぴったり収まる細長い形になります。

分割丸めで三つ折りしている生地の場合は必要ありません。

3. 手前から巻く

手前側の端を少し折り込み、芯を作るようなイメージできつすぎず、ゆるすぎず、クルクルと奥に向かって巻いていきます。

4. 閉じ目を下にする

最後まで巻き終えたら、巻き終わりの端を下にします。横にこないように注意しましょう。つまんでしっかり閉じても良いですが、生地量が多い場合は、必要ありません。自重でとじます。

5. 型に入れる

閉じ目を真下にして、食パン型の中央に配置します。あとは二次発酵を待つだけです。

ワンローフ成形のメリット

  • 断面が均一になる
    生地の巻きが1つなので、どこを切ってもキメの細かさが一定になります。
  • 乾燥しにくい
    表面の露出面積が山型パンより少なくなるため、水分が飛びにくく、翌日もふわふわ感が持続しやすいです。
  • 作業がスピーディー
    分割の手間がないため、生地へのダメージを最小限に抑えられます。

💡 きれいに仕上げるコツ

  1. 厚みを一定にする
    めん棒で伸ばす際、上下左右の厚みが均一になるように意識しましょう。
  2. 巻き加減に注意
    きつく巻きすぎる、ゆるすぎるなど、極端に加減が違うと、発酵が遅くなる、表面が割れる、大きな空洞(穴)ができるなど起こります。巻き加減が重要です。「優しく、でも隙間なく」が理想です。

ぜひ、次回の食パン作りで試してみてくださいね!

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