ボウルひとつで生地作り 加水68% のフィセル
基本のフランス生地を使ったフィセルです。フランスパンは形によって呼び名が変わります。フランス生地作りを覚えれば、様々なフランスパンが焼けますよ。
今回の動画は基本のバタールと同じバゲット成形です。フィセルは形がぐっと小さくなります。フィセルとは紐のこと。細くスリムな形に成形します。加水68%の扱いやすい生地で作ります。
明太フランスやガーリックバターフランスにピッタリなサイズです。そのまま1本丸ごとサンドにしても良いですね。ハードパン作りは難しいですが、その分うまく焼けた時の喜びはひとしおです。
**レシピ**
準強力粉 200g(リスドォル推奨、慣れたら好きな粉で)
水 131g
赤サフ(ドライイースト) 1.3g
ユーロモルト 1g(分量外のぬるま湯5gで溶く)
塩 4g
**焼成**(石窯ドーム使用)
オーブン予熱250度(天板も一緒に予熱)
230度15分(様子を見て調整)
スチームあり(今回霧吹き)
・キャンバス布用意ください。
・取り板を用意ください。
<作り方>
1.準強力粉、水をボウルに入れ、ヘラでさっくり粉気が無くなるまで混ぜ合わせる。
2.ラップをしてそのまま2時間ほど休ませる。夏場はアイスノンを下に敷き、生地温度(24度以下になるように)が上がりすぎないようにする。(オートリーズ)
3.赤サフ、モルト(分量外のぬるま湯5gで溶く)、塩を加え、ヘラで混ぜる。(ボウル2.3周細かく混ぜるが目安)
4.ラップをして30分休ませる。
5.ヘラで混ぜ、30分休ませるを2回繰り返す。(計3回、徐々に生地にまとまりがでてきます。生地温度24度目安)
6.一次発酵(30~32度で90分程、生地2倍を目安に、途中30分で1回パンチ)
7.分割(四分割)
8.仮丸め
9.ベンチタイム(15分)
10.成形(バゲット成形、布取り)
11.二次発酵(乾ホイロ、常温で30分)
12.焼成(1本クープ入れ、スチームあり)