先月完成した私の薔薇酵母は、未だに赤紫蘇ジュースのような、プラムシロップのような、甘酸っぱい、なんとも言えない良い香りを放っています。
少しずつ大切に使っていますが、やがては尽きる運命です。それが残念でなりません。レーズン酵母のように、一年中起こすことが出来ない、期間限定のお楽しみ酵母になります。一年に一度しか咲かない薔薇のシーズンだけに作ることができるスペシャルな酵母なのです。
これをなんとか来年の薔薇シーズンまで、一年間保たせる方法はないものか?と考え、フリーズドライで保存する実験をしてみたいと思いつきました。
元種を仕込んだら、それを乾燥させて来年の薔薇のシーズンまで保管し、使うときに種起こししていつでも好きなタイミングで薔薇酵母でパンを焼けるようにできたら最高です。
何事も実験です。上手く行けば、一年に数カ月の楽しみが、一年中楽しめる酵母に変わるかもしれません。
パン作りはキッチンサイエンスだなとつくづく思います。
